← 本棚No.01 IT・SaaS・Web

No.01 / 難易度 B実力次第

IT・SaaS・Web

ソフトの力で、他の全業界の仕事を作り変える裏方

通年採用文系OK成長が速い

No.01 IT・SaaS・WebB
稼ぎ方BUSINESS MODEL
4つの稼ぎ方があるSaaS(サブスク型)Web・メディア(広告型)EC・プラットフォーム(手数料型)受託開発・SIer(人月型)
難易度DIFFICULTY
B|実力次第門戸は広め
転勤RELOCATION
準備中転勤の記載がまだ無い(企業ごとに差が大きい)
年収の伸びSALARY GROWTH
350〜450万 → 650〜900万1〜2年目 → テックリード/専門確立(ソフトウェアエンジニア・目安)
新卒の入りやすさENTRY
門戸は広め通年・早期採用が多い。
向き不向きFIT
学び続けられる/論理的に考える/作ることが好き通年採用文系OK成長が速いソフトウェアエンジニアの場合

数値・難易度は目安(2026年時点)。「準備中」はデータが無い項目。

01

業界サマリー

いまの市場
高成長。特にSaaS(月額制ソフト)と生成AIが牽引。人材不足で新卒の門戸は広め。
得られるもの
若くても裁量が大きく、成果が数字で見える。スキルが他社でも通用する。
きれいごと抜きの現実
技術も市場も変化が速く、学びを止めると置いていかれる。華やかさより地道な改善の連続。
新卒の入口
通年・早期採用が多い。文系でもポテンシャル採用あり。インターン経由の内定が強い。

よくある誤解理系・プログラミングができないと入れない

実際は営業・企画・CSなど非エンジニア職の方が採用数は多い

02

稼ぎ方

同じ“IT”でも「何で稼ぐか」で仕事の中身はまるで違う。下の4モデルは別物と考える。

① SaaS(サブスク型)

企業向けソフトを月額・従量で貸し、継続課金で積み上げる。

  1. ソフトを開発
  2. 月額で導入してもらう
  3. 解約を防ぎ利用を拡大

② Web・メディア(広告型)

無料サービスに人を集め、広告枠を売って稼ぐ。ユーザー数と滞在が命。

  1. 無料サービスで集客
  2. 広告枠を販売
  3. 再訪・滞在を増やす

③ EC・プラットフォーム(手数料型)

売り手と買い手をつなぎ、取引額の数%を手数料で得る。GMVが指標。

  1. 出店者と利用者を集める
  2. 取引を仲介
  3. 手数料+決済/物流で稼ぐ

④ 受託開発・SIer(人月型)

他社のシステムを請け負い、開発工数(人月)で対価を得る。

  1. 要件をヒアリング
  2. 開発・納品
  3. 保守・追加開発

ここが肝SaaSは「使い続けてもらう」、広告型は「人を集める」設計。志望先がどのモデルかで、評価される力(=伸ばすべき力)が変わる。

03

カオスマップ

同じ業界でも、どのグループかで仕事が変わる。名前を知らない会社は、ここから。

SaaS(業務ソフト)企業向けの月額ソフト

Web/メディア・プラットフォーム集客して広告等で稼ぐ

EC/フリマ取引を仲介し手数料

大手SIer/受託開発他社システムを作る

外資クラウド/IT×コンサル基盤・DXを担う

スタートアップ裁量大・変動大

04

いま起きていること

ニュースは「読み方」まで。数字は出典つき。

2026年2月日本経済新聞 ほか

「SaaSは死ぬ」報道でソフト株が急落(SaaSpocalypse)

AIエージェント台頭で『SaaS不要論』が広がり、2026年初にSaaS企業の時価総額が一時1兆ドル超も消失した。

読み方だが各社の“業績”自体は伸びており「SaaSの死は誇張」との見方が主流。AI時代は作る人・運用する人・使いこなす人の価値がむしろ上がる、と読むのが実態に近い。

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2026年ITmedia NEWS

「AIで代替できない・すべきでない業務」が調査で再評価

複数調査で、AIに置き換えられない/置き換えるべきでない業務があると指摘された。

読み方『全部AIが作る』は幻想。要件を定義し運用する人間の役割は残る=新卒の入口はなくならない。

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05

難易度分け

Sだけが良い会社ではない。Bにも、名前を知らない良い会社がある。

S

採用数少・技術力/英語も問われる

A

選考は本格的だが門戸あり

B

入りやすく成長機会も大きい

06

職種

開くと、年収の上がり方まで。

ソフトウェアエンジニア採用の中核
募集人数
多い。各社の採用の中心で、未経験研修枠も増加。
仕事
サービスの機能を設計・実装・運用する。チーム開発が基本。

年収の上がり方(目安)

いつ年収どうなったら
1〜2年目350〜450万研修と実務で基礎を固める
3〜5年目450〜650万任される範囲とスキルで差がつく
テックリード/専門確立650〜900万設計・技術選定を任される
転職した場合+50〜200万需要の高いスキルは市場価値で上振れ

※企業・成果で幅があります。一般的な目安。

働き方
リモート・フレックスが普及。納期前や障害対応で波はある。
その先の道
他社エンジニア/テックリード/プロダクト責任者/独立。市場価値が最も可搬。
やりがい
自分の書いたコードが多くの人に使われる。技術で課題を直接解ける。
向いている人
学び続けられる/論理的に考える/作ることが好き
きついところ
技術の陳腐化が速く学びを止めると辛い/障害対応のプレッシャー
セールス(インサイド/フィールド)文系新卒の主力
募集人数
多い。文系新卒の主力ポジション。
仕事
見込み客の課題をヒアリングし、SaaSの導入を提案・受注する。

年収の上がり方(目安)

いつ年収どうなったら
1〜2年目350〜500万基本給+インセンティブ。数字の立ち上げ期
3〜5年目500〜750万継続的な目標達成でインセンティブ増
マネージャー昇格700〜1,000万チームの数字を持つ
トップ営業/転職上振れ大実績次第でSaaS各社が好条件で採用

※企業・成果で幅があります。一般的な目安。

働き方
商談はオンライン中心。月末は数字追いで負荷が上がる。
その先の道
セールスマネージャー/カスタマーサクセス/事業企画/他社SaaS営業へ好条件で転職。
やりがい
無形の価値を言葉で売る力がつく。成果が数字で明確。
向いている人
人と話すのが好き/数字を追うのが好き/課題解決型
きついところ
毎月リセットされる数字目標/断られ続ける時期の精神的負荷
カスタマーサクセス(CS)SaaS拡大で新設
募集人数
増加中。SaaS拡大で新設されたポジション。
仕事
導入後の顧客の活用を支援し、解約を防ぎ利用を拡大する。

年収の上がり方(目安)

いつ年収どうなったら
1〜2年目350〜450万顧客対応と製品理解を積む
3〜5年目450〜600万担当領域・改善実績で評価
CS責任者/専門600〜850万仕組み化・チーム構築を担う
転職した場合+50〜150万CS人材は需要拡大中

※企業・成果で幅があります。一般的な目安。

働き方
オンライン中心で比較的安定。契約更新期は繁忙。
その先の道
CS責任者/プロダクト企画/セールス/オペレーション設計。
やりがい
顧客の成功に長く伴走できる。感謝が直接届く。
向いている人
面倒見が良い/仕組み化が得意/傾聴力がある
きついところ
顧客の不満の矢面に立つ/営業と開発の板挟み
プロダクト企画・Webマーケ(PdM)少数精鋭
募集人数
少数精鋭。新卒はまず他職種→異動が多い。
仕事
何を作るか・どう広めるかを決める。データで意思決定する。

年収の上がり方(目安)

いつ年収どうなったら
立ち上げ〜3年目400〜550万まず他職種で実績→企画へ
中堅PdM550〜800万プロダクトの意思決定を担う
事業/プロダクト責任者800〜1,200万+事業成果に連動して大きく上がる
転職した場合上振れ大上流人材は希少で高需要

※企業・成果で幅があります。一般的な目安。

働き方
自律的だが責任は大きく、数字にコミットする。
その先の道
PdM/マーケ責任者/事業責任者/起業。
やりがい
サービスの方向を自分で決められる手応え。
向いている人
全体設計が好き/数字と顧客の両方を見られる
きついところ
答えがなく判断を迫られ続ける/成果が出るまで時間がかかる
07

ESで聞かれること

設問と、答え方の型。

大手Web/メガベンチャー系

学生時代に最も熱中して取り組んだことと、そこでの“工夫”を教えてください。

課題→打ち手→数字での結果の順で。再現性のある工夫を語ると強い。

SaaS企業系(ビジネス職)

なぜこの職種を志望するのか、あなたの原体験とあわせて教えてください。

職種選びの“納得の理由”を原体験に紐づける。

外資IT系

困難な状況をどう乗り越えたか、具体的なエピソードで説明してください(英語提出の場合あり)。

STAR法(状況・課題・行動・結果)で簡潔に。

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